自宅サーバーVSレンタルサーバー  


 昔に比べて自宅サーバーの立上は本当に楽になりました。FedoraやVine等インストールでオプションを選ぶだけでPHPやMySQL等のデータベースをインストールすることができます。昔はOSをインストールしてからPHPやMySQLを追加インストールまたは構築していました。それに比べてOSインストール時にオプションを選択するだけでPHPやMySQLがインストールできてしまう今の環境は本当に楽です。そのような経緯で家には今サーバーパソコンが利用もしないのにゴロゴロしています。しかしレンタルサーバーでもPHPを利用できるところが多くなりまた料金も非常に安くなってきているのも事実です。まして企業で利用するようなレンタルサーバー(ホスティングサービス:メールや独自ドメイン等の利用ができる)も月額1000円を切るサービスも出てきました。こうなってくると自宅サーバーを動かす電気代も馬鹿にできませんのでここで現段階でどちらがよいかまとめてみたいと思います。

レンタルサーバーにはいろいろな物がありますが先ほど述べたとおり注意する点は「回線速度」「セキュリティ面」です。これに関しては使ってみるしか手がないかもしれません。あともうひとつの区切りとして対応がきちんとしているか?がポイントです。この辺りが料金への反映と考えられます。例えば質問はメールしか受け付けませんというサーバーは料金が安いです。あと機能面で、SSHが利用できるか(コマンドラインから操作したい場合)、メールを利用する場合はメールの個数や容量、Webからアクセスできるか?等自分が必要な機能は満たされているかどうかは、後で「不便だな」と感じることのないように必ずホームページの機能や仕様のところで確認してください。もうひとつの尺度として実際あまり関係ないのですが転送容量制限というものがあります。これは動画や大きな画像などはホームページを閲覧する再に回線を圧迫してしまいます。自分だけならよいのですがレンタルサーバーという以上他の人も利用しており他の人に迷惑をかけないようにという配慮のものです。しかし中には制限ではなく追加課金という形態もありもし制限が極度にすくなかったりして追加料金が発生するというようなレンタルサーバーは避けたほうが良いと思います。但し転送制限がないからといって安易に借りてしまうと先ほど述べたとおり一台のサーバーをたくさんの人が利用していてほかの人に圧迫されてホームページを開くのが遅くなるといったケースも考えられます。これというものはないのですが自分の運営形態を考慮して選択する必要があります。


自宅サーバーにはいろいろな方法がありますが(Linux、Windows、FreeBSD、MacOS等)お進めはLinuxです。Linuxにもいろいろなバージョンがありそれぞれに特色があります。お進めは