さて本日で「Ｗｅｂサーバーをつくる」日記も最終回となります。今回の内容は自宅のサーバーに動的ＩＰを監視するプログラム（サービス？）を埋め込んでおき変更があった場合に自動で先日の日記に記述したＮＯ−ＩＰのダイナミックＤＮＳに変更をかけるというものです。くどいようですが、よく考えたものです。作った方々に感謝です。それとこの日記の参考になったサイトの方（下記：今回参考にさせていただいたページを参照）に感謝です。

1. ＮＯ−ＩＰ様のホームページより、監視プログラム（勝手に名前をつけました）をもらってくる
   http://www.no-ip.com/で提供されてます
   
   画面右下側にＤｙｎ−Ｕｐｄａｔｅ　Ｃｌｉｅｎｔというところがありますので、そこでＬＩＮＵＸのリンクをクリックします。
   
   開いたページの下側にＬＩＮＵＸ　ＮＯ−ＩＰ　Ｕｐｄａｔｅｒ　Ｖ１．６．０がありますのでそれをダウンロードしてください。ダウンロード先は任意で大丈夫です。私の場合は/home/ユーザーディレクトリに入れました。（home/ussy)
   
   
2. プログラムを設定、コンパイルする
   
   
   1. もらってきたファイルを解凍する
      tar zxvf noip_updater_v1.6.tar.gz を入力してエンターを押す（tarは解凍するコマンド名、zxvfはそのパラメータですのようです）
      
      
   2. 解凍したディレクトリへ移動します。
      cd noip_updater_v1.6　を入力してエンターを押す（cdはディレクトリを移動するためのコマンドです）
      
      
   3. 自宅サーバーに関する情報を設定します
      make conf　を入力してエンターを押す
      
      
   4. 以下は質問事項とその設定例です
      
      
      1. 「What is your email address for no-ip.com? (name@email.addr)」No-IP.comで登録したメールアドレスを入力します。
         例：u-style@yahoo.co.jp
         
         
      2. 「What is the password for the login account? (password)」No-IP.comで登録したパスワードを入力します。
         例：ＰａｃＭａｎ
         
         
      3. 「Are you using a groupname instead of a host.domain.name? (Y/N) Answer 'N' if you do not understand the question.」
         例：Ｎ
         
         
      4. 「What is the host.domain.name you are using? (host.no-ip.com)」No-IP.comで登録したドメイン名を入力します。
         例：u-style.sytes.net
         
         
      5. 「Do you have a router which uses NAT/masquerading? (Y/N)」
         例：Ｙ
         
         
   5. プログラムのインストールを行います。
      make instal　を入力してエンターを押す（root権限で行います）
      
      
      以上でインストールは完了です。ＬＩＮＵＸを再起動かければ、いよいよＬＩＮＵＸ運用の開始です。
      
      

感想

ようやくウェブサーバーが作成できました。今日はインストールをしなおしてもう一度設定を確認したのと、ハードディスクを増量しました。これで運用もばっちりです。あとはハッカーさんが来ないことを祈るのみです。これでようやくＳＱＬの勉強に戻れそうです。

今回参考させていただいたページ
http://tsuttayo.sytes.net/の中のhttp://tsuttayo.sytes.net/server/linux/でサーバー構築が詳しく紹介されています。