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タイトル処理を抜ける
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java0016

2002-12-10 基本   break

繰返処理では条件によって処理を抜けたい場合があります。例えばある会社で、店の表があり本店を検索したい場合にこれを使います。

7

埼玉支店

100
1
本店
500
5
神奈川支店
200
6
山梨支店
100
4
長野支店
50
2
大阪支店
400
3
名古屋支店
300

上記で店番号1の本店を検索するプログラムを作ります。(データベースなら検索も楽なのですが・・・)

class java0016_01
{
public static void main(String args[])
{
//データ登録部
int num;
int shopNo[] = {7,1,5,6,4,2,3};
String shopName[] =
{"埼玉支店",
"本店",
"神奈川支店",
"山梨支店",
"長野支店",
"大阪支店",
"名古屋支店"};
int shopSales[] ={100,500,200,100,50,400,300};

//データ検索部
for (num = 0;num < 8;num++){
System.out.println("検索中"+ num);
if (shopNo[num] == 1){
System.out.println("HITしました!");
System.out.print(shopName[num] + "の売上は" + shopSales[num] + "です");
break;
}
}
}
}

プログラム部は難しくならないように、簡素にしましたので本店(店番号1)以外の売上を表示したいときはプログラムを修正するしかありません。下記は結果の表示です。

G:\s_java>java java0016_01
検索中0
検索中1
HITしました!
本店の売上は500です
G:\s_java>

次は店番号を「2」に変更してみます。

G:\s_java>java java0016_01
検索中0
検索中1
検索中2
検索中3
検索中4
検索中5
HITしました!
大阪支店の売上は400です
G:\s_java>

上記のような結果が得られました。自由に値を変えたいときはBuffre...の関数を使うとできますので、以前のものを見比べて作ってみてください。