条件判定if文
条件判定とは条件に応じてその後の処理を行う文です。今回登場するのはif文というもので判定後true(真)またはfalse(偽)の結果に応じて後の処理を行います。
まずは単純なif文からです。
型1
条件式がtrue(真)つまり条件式があっているときに処理文1を行います。合わない場合は処理文1を実行しません。
型2
if(条件式){
処理文1;
処理文2;
・・・
}
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処理文が複数文ある場合は上記のように{}ブロックで囲います。
例
さて早速例題です。
class java0014_01 { public static void main(String args[]) { //変数の初期化 int i = 5; //if文(単文) System.out.println("Iの値が5のときの処理1"); if (i == 5) System.out.println("if文内 表示1"); System.out.println("if文外 表示2"); System.out.println("Iの値が4のときの処理2"); if (i == 4) System.out.println("if文内 表示1"); System.out.println("if文外 表示2"); //if文 (複数文) System.out.println("Iの値が5のときの処理3"); if (i == 5) { System.out.println("if文内 表示1"); System.out.println("if文内 表示2"); } } }
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実行結果
G:\s_java>java java0014_01
Iの値が5のときの処理1
if文内 表示1
if文外 表示2
Iの値が4のときの処理2
if文外 表示2
Iの値が5のときの処理3
if文内 表示1
if文内 表示2
G:\s_java>
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まず処理1を見てください。この流れは条件式に合うので表示1が実行され、その後に続く表示2が実行されています。
次に処理2は条件式が合わない(iが5ではないため)ので処理1とまったく同じ内容なのですが、表示1は実行されません。
次に処理3ですが、{}ブロックがついたこと以外に上記処理1,2とまったくかわってません。しかし{}ブロック内が処理の対象となるので、条件式にあった場合は{}内が実行されます。
*{}ブロックをつけるかつけないかで処理が変わってしまいますので注意しなくてはいけません。
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