今回はキーボードからデータを取得してその値を前回行った変数に入れ計算を行い結果を表示するということを行います。キーボードからの入力を処理できるとずっとプログラムの適用範囲が広がるのでなかなか面白いです。
今回は初めにソースコードを表示します
各行の解説
- 1行目:import java.io.*;について
今回のBuffreredReader・・・のキーワードはそのまま入力してもエラーになってしまいます。というのは、標準のままではこのキーワードの仕組みや、機能がJavaに登録されないからです。こんなときはそのキーワードに関する設計書を入手してきます。その設計書がこの行のjava.io.*です。最後のアスタリスク(*)は拡張子がわかる方ならわかると思いますが、いろいろあるのを全部ひっくるめて、という意味です。java.io.InputStreamだのjava.io.OutputStreamだのシュークリーム(うそ)だのいっぱいあるので、IO(Input-Output)に関するもの面倒だから全て設計書持ってきましょう。というときに*を使います。
そしてその命令がimportです。
- 5行目:throws IOException んーこれはまだ私も理解してません。IO(入出力)を使うときに記述するようです。というよりこの辺はまだ理解ができないので、次に出てくるBufferedReader・・・も含めてセットでキーボードを使うときのお約束と覚えて先に進んだほうがよさそうです。
- 14行目:ついに出てきました。ながーい記述です。入力するだけでへとへとになります。
BufferedReader br =
new BufferedReader(new InputStreamReader(System.in));
あまりにも長いので2行に分けてあります。これは実はずーと先に勉強するクラスというものです。しかし今はその機能(キーボードからの入力)を利用するためもお約束として覚えておきます。でも一度brを宣言すると(これ実は宣言文なのです)brだけを記述して使えばいいので、少しはほっとします。
- 19行目:その宣言したbrの機能を利用してstrという変数に値を代入します。
- 20行目:strはString型で宣言された文字列なので、これをそのまま計算することはできません。したがって文字列を整数に変更する作業を行っています。(クラスの意味がわかればこの辺はもっと理解が簡単になります。がそれはずーと先のことになります)
- 22行目から24行目:18行目から20行目と同じ内容です。
- 27行目:総資本経常利益率の計算を行っています。
- 28行目:計算された結果を表示しています。
ここで文字リテラルと変数の値を同時に表示しています。System.out.println(" ");内では括弧内で 変数 + ”ABC” + 変数 などというように文字列リテラルと変数は+でつなぐことにより表示できます。
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